目的に合わせてお選びいただける講座です。
短期間の講座期間なので新たな技法にチャレンジできます。
募集:随時(開始は月単位になります)
目的に合わせてお選びいただける講座です。
短期間の講座期間なので新たな技法にチャレンジできます。
募集:随時(開始は月単位になります)
テンペラ画を美術館や画集で見る機会があって、自分でも描いてみたい方を対象とした講座です。テンペラ画は油絵より古い技法で、この講座でもできるだけ古典的な手法で講座は進行します。そのため制作の手順が鉛筆画のようにはいきません。
しかし絵を描く方法はいろいろありますが、なんていっても楽しく続けるには興味の持てる自分に合った技法に出会うことが大切です。
もし、あなたが制作手順自体を楽しめ、テンペラ画の明るい半艶消しの鮮やかな色調が好みなら「テンペラ画実技講座」はぴったりです。この講座では絵に経験を積んだ方も、初心者の方も自分にあったモチーフでテンペラ画を制作できます。継続受講でいろいろなモチーフを描き上げていくこともスキル的に高めていくことも可能です。
受講料:24,000円(税込26,400円)
柿沼宏樹 Hiroki Kakinuma
2007年 文化学院卒業後、武蔵野美術大学油絵学科3年次編入学、2011年 武蔵野美術大学修士課程油絵コース修了、修了制作優秀賞を受賞。その後も2017年上野の森大賞展 [優秀賞・日本放送賞]を受賞、国内外の美術展、個展で活躍している。古典的な技法を駆使した緻密な描画で、高い視点から描かれた絵画世界は、その量的な圧倒感で見る者を幻惑する。異常な生物と日常的な人間生活の共存する一見平和そうな営みの陰に武装した兵士の姿が見えるなど、現代の寓話として読み取ることもできそうだ。
絵を描き出して最初のころは、リンゴをリンゴらしく描けるととてもうれしかったという思い出をお持ちの方も多いと思います。でも、いろいろなものを描けるようになってから、ちょっと具体的なもの以外の何かを描いてみたいと思われる方も少なくないでしょう。
そんな「何か」を描いてみようと思った方向けの講座が「幻想絵画講座」です。この講座は幻想がテーマになっていますが、幻想は現実から離れた空想的な世界、夢や幻の世界のことですから、要は現実的でない「不思議な絵」を描く講座と考えてください。
講座では幻想絵画を描くためのいくつかのアプローチ方法も準備され、初めての方も幻想的な作品づくりが楽しめます。
受講料:24,000円(税込26,400円)
申し込む塚本聰 Sou Tsukamoto
洋画家、1981年 多摩美術大学卒業、1983年 同大学院修了。1985年 第53回独立展 安田火災美術財団奨励賞受賞、1986年 第54回独立展野口賞受賞。個展、グループ展による作品発表多数。古典絵画から想を得ながらも独自の幻想的で不思議な世界を表出している。それは、この世のどんな時間でもない時間をかたちにしているように思える。豊かな絵画指導経験を持ち、その世界観に魅了される人も少なくない。独立美術協会会員、日本美術家連盟会員
ペットの写真を撮っている方はたくさんいると思いますが、ご自身の手でペットの絵を描いたという方は、そう多くはないことでしょう。たくさん撮られている写真からあなたの手で「ペットの肖像画」を描き起こすことができたらステキですね。もちろんご自分のペットでなくても動物を描きたい方は歓迎です。
「あなたのペットの肖像画講座」ではF4サイズの木製パネルに描きますが、アクリル画は初めてという方も下地づくりから絵具の扱い方まど初歩から学んでいただけます。
最初の1作からはじめ、いろいろなポーズやシュチエーションで描いてみたい方は継続して学ぶことができます。
受講料:24,000円(税込26,400円)
申し込む松本亮平 Ryohei Matsumoto
画家、2011年 早稲田大学先進理工学部卒業・2013年 同大学院研究科修了。会社勤務をしながら2013年の第9回~11回世界絵画大賞展 協賛社賞、第12回世界絵画大賞展 遠藤彰子賞受賞、2014・16・18年と永井画廊による公募 日本の絵画展入選、2019年 日動画廊の第54回昭和会賞受賞など実績をあげる。2019年より専業の画家として活動を開始。日本の絵画史に残る作品を独自の視点で自作に取り組むなど発想と技術を融合させた作風が魅力的な作家である。
身近な家族を描いてみたいとと思われている方も少なくないと思います。人物画が思いどおりに描けるようになりたいという方のための講座が「写実的人物画講座」です。
まず家族にお願いしてモデルになってもらい、描きたかった友人や知人に対象を広げていくのもいいと思います。
人物画を描いていくうえで手法はいろいろありますが、この講座では写実にもとづいて進めていきます。写実はできるだけ対象を二次元の平面に写し取っていくことをめざす絵画の考え方ですから、それに即した進め方や技術を学ぶことになります。
受講料:24,000円(税込26,400円)
申し込む高堀正俊 Masatoshi Takabori
洋画家、1991年 武蔵野美術大学大学院修了。個展、グループ展、団体展などで発表活動。2007・08年と第71・72回新制作展新制作賞を受賞。優れた描画力を背景にした写実表現により現実を超えた別次元の世界を表出している。家族をモチーフにした連作は愛をテーマにしながらも、根底には表現者としての視点と思索を感じる。美大講師をはじめ絵画制作指導経験も豊かである。新制作協会会員、日本美術家連盟会員
模写というとできるだけ模写する作品に近いものに描き写すことによって、原作者の持つスキルや制作意図に触れることが学びになるという発想で行われます。しかし、この講座では模写を作品からのインスピレーションを受け、新たに自分なりに組み立て直す機会と捉えます。模写とはいうには無理があるという意見もあると思いますが(笑)。
例えばピカソを例に上げれば、先人の画家たちの優れた作品をモチーフとしてさまざまな作品を制作しており、それらの作品は彼の先達の画家へオマージュ作品として高く評価されています。
ピカソ流の手法を参考にして、あなた自身の作品を制作してください。
受講料:24,000円(税込26,400円)
申し込む今のあなたの心象風景を作品にしてみませんか? 題材は自由です。最初に、あなたの頭に浮かんだことをクロッキー帳に自由に描き、あなたが今感じていること、考えていることを探っていきます。その中から絵を構成するモチーフを決めて原画を描き、原画をデータ化して、Adobe Photoshopで仕上げていきます。「上手く描く」ことよりも「何を伝えるか」に焦点を置いて作品制作をしていくことで、新しいあなたが見えてきます。もっと色々なデジタルコラージュ作品を作りたい方は、継続して学ぶことができます。
※この講座はAdobe Photoshop,ペンタブレット、スキャナーをお持ちの方が対象です。スキルは趣味レベルで構いません。(簡単な写真加工ができるなど)
受講料:24,000円(税込26,400円)
申し込む佐藤智美 Tomomi Sato
1992年武蔵野美術大学油絵学科卒業。編集社、広告制作会社でグラフィックデザイナーとして勤務後、2000年よりフリーランスとなる。2005年より、デジタルアートの制作を開始。以後、日本、ヨーロッパを中心に展覧会活動をしている。アクリル絵の具や色鉛筆、様々な素材を使ったアナログ技法と、デジタル表現を組み合わせることによって作り出された独特の感情世界は、社会生活の中で見過ごされている「生きる力の源」をストレートに伝え、人間が古来より続いてきた自然の一部であることを感じさせてくれるだろう。